鼻炎の原因は抗原!症状がでたらツボ押しや薬で治療しよう!
鼻炎はアレルギー症状の一つ
特に乾燥するシーズンに多く見られ、慢性化してしまうと普段の生活の中でも支障をきたしてしまうほどです。
鼻炎の特徴についてご紹介していきましょう。
鼻炎の風邪に似た症状
鼻炎は風邪を引いた時とは違い、熱が出るというわけではありませんが風邪に似た症状が起こり、鼻水や鼻づまりを起こします。しかし、風邪とは違って、くしゃみの数が大幅に増えて特に乾燥した空間でくしゃみを誘発するケースが多くなっています。
「抗原」が原因
最も代表的な例はハウスダストによる影響や花粉による鼻炎。アレルギーの原因となる空気中に浮かぶ抗原を吸い込んでしまうことで、アレルギー鼻炎を発症してしまいます。
鼻炎の原因は2種類
花粉の吸引による抗原が蓄積
特に3月や4月あたりに飛ぶスギ花粉やヒノキ花粉が有名ですが、実は一年中花粉は飛んでいて、夏はスズメデッポウ、秋はブタクサ、ヨモギなど、シーズンによって飛散量は違うものの、一年中花粉が飛んでいる状態です。
そういった飛散された花粉を吸い込んでしまい、体内にアレルギーとなる抗原が蓄積されていくということも考えられます。そうなると抗体とアレルゲンが反応を起こしてしまい、アレルギー症状を引き起こしてしまいます。
ハウスダストなどによる細菌の吸引
部屋などに生成されてしまうダニなどの微生物による死骸が細菌となって空気中に浮かび、それを吸い込んでしまうとアレルギー鼻炎を引き起こしてしまいます。
鼻炎の治療と予防
抗原と細菌の吸引を避けて予防
空気中に浮かぶ抗原が主な原因となっていますので、生活の中で空気清浄機を使ったり、人ごみの多いところではマスクを着用したり、定期的な換気をして掃除をするということも鼻炎を引き起こさないために重要な対策となります。
抗アレルギー治療薬の服用
そしてそれでも鼻炎になってしまったら、抗アレルギー性の物質を含んだ内服薬を意識的に摂取していく必要があります。ステロイド系の薬で鼻の粘膜に付着してしまった抗原を抑制します。
また、抗アレルギー作用のある抗ヒスタミン薬を使うと鼻炎の緩和に役立ちます。
ツボによる治療も試してみる価値あり
他には鼻の両サイドにある迎香と呼ばれるツボを押していくことで血行促進効果を高め、新陳代謝を活性化し、アレルギー鼻炎に効くと言われています。
鼻炎はほうっておくと副鼻腔炎や気管支喘息、咳喘息などを発症してしまうケースがあるので呼吸器系にアレルギー疾患がある人は特に注意が必要です。