中耳炎に1度はなったことがあるという人も多いと思います。そんな中耳炎ですが、意外と誤解されていることも多いのです。そこでここでは、中耳炎の誤った知識から病状を悪化させないためにも、“中耳炎の治療のホント”について調べてみましょう。

中耳炎は放置していれば治る?!

中耳炎は医師の治療を受けましょう

これは大きな誤解です。特に急性中耳炎は早期に治療を行わないと、滲出性中耳炎急性中耳炎を繰り返すという結果になってしまいます。また最悪のケースでは、鼓膜に穴が永久的にあいてしまう慢性中耳炎という病状になってしまうこともあります。気が付いた後では遅いこともあります。
耳が痛い、鼻風邪をひいたなどの時には、耳鼻咽喉科でしっかりと診断してもらい治療を必要であれば受けましょう。

中耳炎の治療中でも痛みがなくなってので治った?!

これもやってしまいがちなことです。特に忙しいお母さんは子供を通院させるのも大変なことがあります。でも中耳炎を甘く見ないでください。痛みが治まったので、中耳炎が治ったと思って病院に行かなくなってしまうと、再発の可能性を上げてしまいます

子供の最善を考えるのであれば、最後まで治療を受けましょう。耳鼻咽喉科医院は1つではありません。親御さんの都合に合わせてほかの病院と掛け持ちするのも、悪いことではありません。子供のためを思ったら、最後まで治療を受けさせてあげましょう。

急性中耳炎の鼓膜の切開は大ごと?!

確かに病院では必要があれば、鼓膜切開は行います。鼓膜切開というと、怖い響きですが実際には、鼓膜切開をしても鼓膜は2~3日で修復してしまいます。そのために一般の切開を要さない中耳炎の治療と比べても、通院する日数はあまり変わりがありません。
昔に比べて生活環境、食生活が改善されているために切開を行う必要は格段に少なくなってきています。 投薬のみで治ることがほとんどです。

プールの水が入ると急性中耳炎になる?

プールの水が耳に入ったからと言って、すぐに中耳炎になることはありません。耳は外耳・中耳・内耳でできています。もともと鼓膜に穴が開いていない限りは、耳の外からの菌や水は中耳にまで入ってくることはありません。ですから、プールの水が耳に入ったからとすぐに中耳炎になるのではないのです。
ただし注意しておきたいのが、プールの水を飲み込んでしまった時です。この水が鼻から耳管に入ってしまい、そのまま中耳にまで水を運んでしまうこともあります。この場合は、菌などが中耳にまで達してしまうために、中耳炎になる可能性もあります。

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