なんと日本人の5人に1人は腰痛を持っているとのことです。そんな腰痛に関しては、とてもミステリーの多い病気でした。腰痛の原因が分からないのです。しかし最新の医療技術によって、多くの人が悩まされている腰痛の原因が解明されつつあります。

原因その1:股関節の異常

腰痛の原因の一つが、股関節にあるといいます。もともと足と腰は筋膜でつながっています。そのために足と腰との関係は深いのです。その異常というのが、股関節の隙間でクッションの役割である軟骨がすり減ってしまうことにあります。すり減る原因はわかりませんが、軟骨がなくなると骨同士がぶつかりう、よって股関節に痛みが生まれます。
しかし体の不思議で、痛みが脳へと伝わるときに近くにある腰の神経と勘違いしてしまい、腰が痛いと感じてしまうのです。これが新型腰痛と呼ばれるものです。

股関節異常型腰痛へのアプローチ

ストレッチと腰痛

股関節の異常にはストレッチが効果的です。股関節の周りの筋肉をほぐし、減ってしまった軟骨に栄養が行きわたるようにするのです。このことにより痛みの軽減が望めます。

・足広げストレッチ
浅く椅子に座り、足を腰幅に広げたり閉じたりを10回ほど繰り返すだけです。デスクの下で行える簡単ストレッチです。

・骨盤起こしストレッチ
浅く椅子に座り、リラックスします。おへそを前に出す感じで骨盤を起こします。この上下運動を10回ほど繰り返します。これもデスクで簡単に行えるので、気が付いたらやってみましょう。

原因その2:脊髄と尾骨をつなぐ細い糸

股関節の以上による腰痛

この腰痛には名前があります。脊髄終糸症候群です。脊髄と尾骨の間には、細い糸状の組織があります。この組織はとても柔軟性に富んでいるのですが、生まれつき硬い人がいます。この組織が硬いので、負担が加わると脊髄が強く引っ張られてしまうのです。結果、血行の悪化と神経の興奮が引き起こされます。
この症状は、頻尿などの症状を伴うことが多いです。腰痛に加えて頻尿があればこの症状を疑いましょう。また体が硬いという特徴もあります。前屈した時に指先と床が20センチ以上アルならば、この病気を疑いましょう。

脊髄終糸症候群へのアプローチ

この病気は、糸状の組織を切ることで劇的に症状が改善されます。糸状の組織である脊髄終糸は、体にとってなくても問題はない組織のために、手術で取り除くことができます。

腰痛は専門医へ

腰痛の原因は明らかになってきています。ですので専門医の診断を仰いで、早めに治療をすることで、腰痛を改善させることができます。