尿酸の代謝がうまくいかず、体に溜まってしまう病気が痛風

痛風に民間療法と漢方私たちの身体は、数々の細胞から成り立っていています。そして、細胞の成分は日夜新陳代謝しています。また、細胞自体の代謝産物という老廃物は血液中を流れて腎臓から体外へと排出されていきます。ところが、その代謝物質の一つである尿酸がなにかの原因で一時的に急速に増加し、間接などに溜まると激痛が生じます。特に早朝、足の親指の間接に激しい痛みが生じます。これが痛風というものです。

糖尿病と痛風の根本原因は共通している

直接的な原因として、糖尿病は血糖値、痛風は尿酸値の上昇が原因

従って、血糖値と尿酸値は直接的には関係ありませんが、糖尿病と痛風は合併する危険があるように、深い関係があります。糖尿病で血糖値が高い人は甘いものを多く食べ、カロリーを多く取り過ぎる傾向があります。

このタイプの糖尿病はインスリン抵抗性が高くなります。

その結果、インスリンの効果がどんどん効かなくなってきます。すると、体内の尿酸の排出量が減り、尿酸値が上昇します。

その結果、痛風になる

このように、2つの病気は過食などによる肥満が原因と見られています。糖尿病と痛風を同時に発症している患者さんは多くはありませんが、糖尿病になったからといって痛風にならないとは言い切れません。その逆も同じで、痛風になったからといって糖尿病にならないとは言い切れません。

気をつけていたつもりだけど痛風になってしまった…そんな時、民間療法や漢方薬も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

和の民間療法を試してみる

痛風の民間療法としては、西洋医学においては炎症ということで冷湿布をしますが、和法ではちょっと違います。じゃがいもをすってその約2分の1から5分の1のひねショウガをすりおろしたものを加えます。それらを混ぜ合わせ、局所を温湿布します。ひねショウガ汁だけでも効果はあります。また、便秘と利尿に気をつけるようにします。トウモロコシの毛、イノコズチの地下部、チガヤ、アシの地下茎、キササゲの果実などは利尿作用があります。これらを一日に量として5グラムから10グラムほど煎じて飲みます。

漢方薬も試してみる価値あり

漢方薬は、天然の原料である草根木皮などを使います。一般的に西洋医学の薬よりも副作用が少なく、最近では効果が認められ始めています。西洋医学の医師による漢方薬の使用が増えてきているため、試してみる価値はあるかもしれません。

痛風に効く漢方薬の紹介

西洋医学では、痛みを止める薬のコルヒチンなどで尿酸を溶かす薬を用います。基本的に痛みを抑えるための薬なので、対症療法になります。

一方、漢方では尿酸の吸収と排泄を促すという、人体が本来もっている治癒機転という治していくための道順をそのまま応用して治療をしていきます。

痛風に効果の高い漢方薬は、大柴胡湯(ダイサイコトウ)防風通聖散(ボウユウツウショウサン)といった肥満や便秘の治療に用いられる薬と痛風の発作に効果のある薏苡仁湯(ヨクイニントウ)などがあります。薏苡仁湯は痛みを抑える効果もあります。以上が痛風に効果のある漢方薬ですが、ここで紹介したものはごく一部です。自己判断で使用せず、必ず医師に相談、または処方してもらってから服用するように気をつけましょう。