痛風が贅沢病と呼ばれた時代は昔

痛風とストレスの関係痛風は、血液中の尿酸の濃度が上昇し、飽和濃度を超えることによって、尿酸がナトリウムと結合し、針状に結晶化する。それにより白血球との間で炎症を起こし激痛を引き起こすという症状。

なぜその症状が足のつま先やくるぶし、アキレス腱に出るかというと、尿酸の結晶が体温の低い部分に蓄積しやすいため。

原因として挙げられるのは、アルコールや脂肪、動物性たんぱく質などの消費量の増大により症状がでることが多い

それに加え、「ストレス」も関係していると言われている。過去の痛風の患者の職業をみてみると、企業の社長、プロスポーツ選手、大学教授、医者などに多い傾向がある。

つまり「贅沢病」という認識があったのは、それは一昔前のこと

社会的に発達を遂げた現在では一般庶民にもかかる可能性は十分にある。

1960年代、痛風の患者数の35%を会社役員が占めていたが、1980年代になるとそれが3.5%にまで下がるこれは、会社役員などの上層階級が権力を持っている分、責任があり、そのためストレスがかかっていたと考えられるが、現代社会では多くのサラリーマン(一般庶民)が大きなストレスをかかえているのだ。

痛風になるような一般庶民のサラリーマンがが贅沢な食事をしているとは考えにくく、食事の問題だけではなく、ストレスと痛風にはなにかしらの因果関係があると考えるのが自然である

痛風患者が最も多いのは30代〜50代の間の男性

現代の30代〜50代のサラリーマンは、家庭や仕事でとても重い責任を負っている。そのため、常に悩みや心配を抱え、ストレスの多い生活を強いられ、その結果の痛風発症と言える。

ストレスが自律神経を刺激、尿酸が溜まる

ストレスは多くの生活習慣を引き起こす。そして痛風の発作もストレスが溜まった時期は特に起こりやすい。

人間はストレスを感じると、自律神経の交感神経が優位になり、緊張状態が続く。緊張状態が続くと体内のエネルギーが余計に消費され、代謝が活発になり尿酸が作られる。

そしてストレスが溜まり体調を崩すと、尿酸の排泄がうまくいかなくなり体内に溜まるようになってしまい、その結果、尿酸値が上昇してしまう。

ストレスの無い生活を送ることが難しい場合、どうすれば…?

痛風とストレスの因果関係は理解できる。そこでストレスの無い生活を送ることができれば痛風だけでなくあらゆる病気を避ける事が出来るが、そう簡単にストレスの原因を取り除くことが難しいのが現代社会

一体どうしたらいいのでしょうか?

ストレスを完全に無くすというよりも、できるだけストレスを減らす、というアプローチ。たとえ痛風を患ってしまっても、ストレスを減らすように生活をしていれば、痛風の発作を減らすことが可能。

ストレスを溜めやすい人は、何事にも真面目で几帳面な性格、何事も真剣、深刻に考えてしまう。できるだけ物事を楽天的に考える、軽いスポーツでストレスを解消するなど気を配りましょう。