痛風の症状

痛風とは関節炎のひとつの総称です。主な原因は体内で尿酸値濃度が高い状態が続き関節内で固まってしまうことによります。この尿酸の結晶が関節に与える影響で痛風といわれる関節炎が起きてしまうのです。

関節の痛みが風が吹いただけでも耐えられないほど痛いので「痛風」という名称が生まれたといわれています。

痛風の人がなりやすい合併症

痛風の人は、糖尿病も発症しやすくなります。糖尿病は一度発症すると完治することは不可能です。一生付き合っていかなければならない病気です。糖尿病になる原因は様々です。カロリー過多の食事や肥満、内分泌系の疾患や運動不足などにより血液中のインスリンが不足します。

インスリンとはホルモンの一種で、血液中のブドウ糖を減らす働きがあります。なので、インスリンが不足すると、血液中のブドウ糖が増えます。このように血液中の糖が増えることを糖尿病と言います。このようなケースの糖尿病を2型糖尿病と言います。

他には、膵臓にあるランゲルハンス島のβ細胞と呼ばれるインスリンを分泌する細胞が破壊され、インスリン不足になり血中の糖が増えるために糖尿病になるケースもあります。こちらのケースは1型糖尿病と言われています。糖尿病を患った患者さんはさらに腎症や網膜症などの病気を併発する恐れがあります。痛風の患者さんが発症しやすいのは2型糖尿病になります。

痛風と糖尿病の因果関係

痛風と糖尿病。一見遠い病気に見えますが、何故同時に発症してしまうのでしょうか?痛風と糖尿病、共通の原因は肥満や過食です。痛風も糖尿病も代謝に異常が起こる病気です。痛風は血中の尿酸が増え、糖尿病も同じ様に血中の糖が増えることにより発症します。糖尿病は一度なると治すことができない厄介な病気です。糖尿病にならないためにも、痛風から予防しましょう。

予防法

痛風は、普段からの予防で防ぐことができます。具体的な予防法は尿酸値を上げないことがまず第一です。尿酸はプリン体が代謝されることによってできるものです。プリン体は毎日の食事でつくられて尿から排泄されるものですが、排出が悪くなると尿酸値が高くなってしまいます。過度の飲酒や肥満でプリン体が増加しますので、注意すべきでしょう。

また尿酸は尿で排出されますから水を沢山飲むと尿酸も排出しやすくなります。腎臓や心臓に問題がなければ、水分をたくさん摂取して尿を一日2リットルを目安に出すよう心がけましょう。そのためにも運動不足を解消し、野菜などを積極的に摂取し、肥満にならないように気をつけましょう。また、日常から過度の飲酒も割けるように気を配りましょう。また、痛風になてしまった場合はできるだけ早く尿酸値を下げることを目標にしましょう。

なってしまったら

痛風の発作が起きたら迷わず病院へ行きましょう。放置すると痛みの発作の間隔がどんどん短くなり、全身の関節のどこかが常に痛いという最悪の症状まで行き着いてしまいます。内科か整形外科でまず痛み止めの処方を受け、尿酸を抑える薬等を併用しつつ、生活習慣の改善を実践していくことになります。