中耳炎とは

  • 原因
    • 風邪などで鼻や喉の炎症から細菌が耳管を通って中耳に侵入して炎症を起こすことです。中耳が炎症を起こすと腫れて内圧が高まってしまい、神経が刺激を受けて痛みが生じて来ます。中耳炎の原因の多くが風邪によるものです。他にもインフルエンザや肺炎などの呼吸器感染症、花粉症などのアレルギー性鼻炎が原因で起こることもあります。
  • 症状
    • 耳痛・耳垂れ・発熱・難聴・めまいなどがあります。多くが突然起こる耳の痛みで発覚します。生後6ヶ月~5歳くらいまでの子供に多い病気です。ただ、乳幼児、子供など自覚症状を訴えないケースが多いため、突然泣いたり、耳を引っ張ったり掻いたりという不自然な行動をした時には中耳炎を疑いましょう。
  • 治療
    • 鼓膜の表面だけに症状がある場合にはステロイドの点鼻薬や鎮痛剤を付けるだけで良くなる場合もあります。症状がひどい場合には鼓膜の腫れを引かせるための抗生物質を飲んだり、場合によっては鼓膜切開をすることもあります。鼓膜はすぐに再生するので、聴力に障害が起きる事はありません。

外耳炎とは

  • 原因
    • 耳の穴の皮膚の炎症のことで、外耳道炎ともいいます。外耳道とは耳の穴から鼓膜までのことを指します。耳かきや綿棒などで皮膚を傷つけてしまう自傷行為によって起こります。その傷からカビや細菌が感染し、炎症を起こす事を外耳炎といいます。
  • 症状
    • 耳痛・耳垂れ・耳鳴り・リンパ節の腫れなどがあります。痛みだけでなく、痒みを伴うこともあります。症状が重くなって来ると炎症が広がってしまい激しい痛みや腫れ、そして難聴になってしまうこともあります。初期症状として痒みがあり、さらに患部を掻いてしまうことで初診時にはすでに症状が進行してしまっていることも少なくないです。
  • 治療
    • 外耳炎の治療は耳の穴を消毒したり軟膏を塗ったりします。症状が軽い場合は10日ほどで完治します。特に治療しなくても自然と治癒するものも多いですが、症状が重くなって来ると痛みや痒みを我慢出来ない程になるので、病院での治療が必要です。外耳の皮膚は薄く傷つきやすいので、耳かきを頻繁にしたり、無理をしないように普段から気を付けましょう。

中耳炎と内耳炎、どちらも痛みを伴うため、症状だけではなかなか自己判断する事は難しいでしょう。急性中耳炎は放っておくと膿が溜まってしまい慢性の中耳炎になるケースもありますので、疑いのある時には早めに病院に行く様にしましょう。