インフルエンザ

いよいよインフルエンザが流行り出す時期になってきました。予防接種も徐々に始まり、接種に医療機関を訪れる方も増えていることでしょう。インフルエンザは、ウイルス性の感染症で、高熱や筋肉痛、頭痛などが主な症状です。

インフルエンザウイルスには大きく分けて、A型、B型、C型があり、毎年大きな流行を起こすのは主にA型だと言われています。

インフルエンザA型の主な特徴

インフルエンザA型は、とても感染するスピードが早いのが特徴です。B型が隔年により流行するのに比べ、A型は毎年流行しています。また、C型はあまり流行しませんが、小さいお子さん(4歳以下)が感染する場合が多いです。また、感染してしまったたとしても鼻水などの軽い症状が特徴です。さらに、一度C型に感染した場合、免疫は一生継続されます。よって一度感染したら再びインフルエンザC型にかかる人はほとんどいません。

A型が流行しやすい理由

A型が流行しやすいインフルエンザということがわかりましたが、一体なぜA型が最も感染しやすいウイルスなのでしょうか?

実はA型ウイルスには表面抗原と呼ばれるウイルスの表面のタンパク質が様々な種類を持っているという特徴があります。さらに、インフルエンザA型のウイルスは、毎年様々なウイルスに変化しています。このことから、他のインフルエンザウイルスがよりも流行しやすいのです。

また、インフルエンザC型は軽い呼吸器感染症を引き起こし、症状があまり出ないのに対し、A型インフルエンザの場合は急激な高熱が特徴です。また、激しい関節痛に襲われることもあります。インフルエンザB型の場合は主に下痢や腹痛などのお腹に症状が出やすく、A型よりも症状が軽い傾向があります。

ウイルスの感染経路

インフルエンザの感染は、人のくしゃみや咳などで飛び散ったウイルスの粒子を吸い込むことによって感染する飛沫感染、またその他空気感染や接触感染など、感染経路は多々あります。

そのように感染力の強いウイルスであるので、予防として一番大事なのはウイルスを体内に侵入させないこと、また感染した場合には周囲にうつさないことが非常に大切になってきます。

インフルエンザから身を守るためには、まず正しい手洗いを行うこと。これによりウイルスの体内への侵入を大幅に減少することができます。また、免疫力が衰えていると感染しやすくなりますので、普段から睡眠や休息をしっかりとり、規則正しい生活を心がけましょう。また、高齢者や乳幼児、持病のある方などは感染すると重病化することがありますので、予防接種を受けることをお勧めします。

高齢者の方は特に注意

高齢者の方は、市などから補助がありますので、積極的に接種しましょう。高齢者の場合、インフルエンザで死亡する患者さんもいます

特に65歳以上の方はインフルエンザの重症化の可能性があります。持病が原因による合併症なども引き起こす場合もあります。糖尿病やがんなどの特定の免疫系の病気の方も積極的に予防摂取を受けましょう。インフルエンザに感染することなく、健康に冬を乗り切れるように自己管理をしっかり行っていきましょう。