帯状疱疹は早期治療を心がけましょう子供の頃にかかった水疱瘡のウィルスが原因で起こる帯状疱疹という病気は初期治療が大切です。

体調をくずしやすい季節の変わり目に多く発症し、加齢やストレスなどでの免疫力の低下が原因です。チクチクとした痛みがあり皮膚に帯状のプツプツとした湿疹が現れます。特徴としては体の片側に集中して湿疹が現れ、両側に出ることはありません。

症状に気づかずに放置したり、我慢をしたりして治療が遅れると重症化して最悪の場合痛みがいつまでも続くことになる怖い病気です。最近の調査によると、患者数が15年前に比べて4割以上も増えている、身近な病気といえます。また、高齢者になると80才以上の3人に1人は発症しているともいわれています。

帯状疱疹の症状の進行状況

症状は痛みから始まります。ピリピリとかチクチクとか言うタイプの痛みです。そのため、五十肩などの他の病気と勘違いし治療が遅れてしまうことがあるので注意が必要です。その後、1週間ほどで、赤い水疱ができ帯状に広がっていきます。痛みも症状にともなってだんだん、強くなっていきます。

最初の痛みのある段階で、帯状疱疹と分かれば初期治療が行われ、重症化や後遺症が残ることはありませんが、湿疹が出るまでは診断は難しいようです。
帯状疱疹の特徴である、片側だけに発症することで帯状疱疹であることを診断できます。

赤みを帯びた水疱は、10日ほどでつぶれます。皮膚がただれ、発症から2,3週間ほどでかさぶたになり、剥がれ落ちて症状は収まり、痛みも消えます。

治療を早く始めれば1週間ほどで、長くても3週間ほどで皮膚の症状はなくなります

通常はこれで完治するのですが、安静にしないで疲労をためたままにしたり、他の病気などがある場合は続く場合もあるので、注意します。

最も、怖いのは長引かせて重症化し、神経や皮膚へのウィルスの強い攻撃が長引くと、皮膚は完治したのに痛みが残ってしまう「後遺症」があることです。
この後遺症は「帯状疱疹後神経痛」と言い、長い間痛みが取れないことです。最悪の場合、一生痛みが残る場合もあります。後遺症の残る比率は3%程度だと言われています。

早期発見、早期治療がこの病気には大切です。

この帯状疱疹のウィルスが最大限に増殖するのは赤いプツプツが出始めてから3日後です。このウィルスの増殖を抑えることが最善の治療になります。ちょっとした痛みだからと我慢したり放置したりせずにおかしいと思ったら、すぐに皮膚科で診断するようにしください。