以前は50歳以上の高齢者がかかる病気とされていた帯状疱疹。名前は聞いたことがあるけれど一体どんな病気なのかわからないという方も多いのでは。最近では20代~30代の患者さんも増えていると言われています。帯状疱疹について知って、早期発見早期治療に備えましょう。

1.帯状疱疹って何?診療科は?

帯状疱疹は、子供のころにかかった水ぼうそうのウイルスが体の神経に長期間潜伏し、大人になって免疫力が下がった時などに暴れだすことで発症する皮膚の病気です。初めのうちは神経付近で暴れているためチクチクとした痛みは感じるものの皮膚症状が出るまでには数日~1週間ほどの日数がかかります。やがて赤い発疹がでるようになり、最終的には強い痛みを伴う帯状の水ぶくれへと変化します。診療科は皮膚科になりますので、何か異常を感じたら、早めの受診を心がけましょう。

2.帯状疱疹の治し方は?

帯状疱疹は、ウイルスの働きを抑制する抗ウイルス薬と痛みを和らげる消炎鎮痛剤の投与によって治療します。発症から完治までには3週間~1か月程かかると言われており、皮膚症状の発症から72時間以内に抗ウイルス薬を投与できるかどうかで治療の効果が劇的に変化するとも言われています。また、治療の遅れは帯状疱疹が治った後も痛みが長期間残る帯状疱疹後神経痛につながる恐れもあります。少しでもいつもと違う違和感を感じた場合は、一日でも早く皮膚科を受診しましょう。

3.帯状疱疹は予防できるの?

帯状疱疹は小さな頃かかった水ぼうそうウイルスが免疫力の低下により再び暴れだすことで発症します。皮膚病の一種ではありますが、その予防には免疫力に注目する必要があります。免疫力は疲れやストレスによって低下しますから、日頃からバランスの取れた食事や十分な睡眠、規則正しい生活を心がけましょう。また、万が一かかってしまった場合、水ぶくれの中には水ぼうそうウイルスが潜んでいます。まだ水ぼうそうにかかったことのない乳幼児や妊婦への接触は避けるようにしましょう。

4.帯状疱疹かな?と思ったら…

症状がでたら病院で医師の診断を仰ぎましょう

帯状疱疹は患者が虫刺されやかぶれと勘違いし、診断の遅れが目立つ病気です。何か少しでも異常を感じた場合は自己判断せず医師の診断を受けましょう。

いかがでしたか?帯状疱疹は皮膚病の一つですが、その発症には免疫力が大きく影響しています。日頃から疲れやストレスをため込まない生活を心がけ免疫力の維持を意識しましょう。

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