以前は50歳以上の高齢者がかかる病気とされていた帯状疱疹。最近は20代から30代の若者にも増加していると言われています。名前は聞いたことがあるけれど、どんな病気かわからないという人も少なくないのではないでしょうか。帯状疱疹の症状を知って、早期発見、早期治療に備えましょう。

1.帯状疱疹の症状を知ろう

帯状疱疹の原因と治し方

子供のころに発症した水ぼうそうのウイルスが神経に長期間潜伏し、大人になって免疫力が下がった時に暴れだすことで発症する帯状疱疹。代表的な症状は強い痛みを伴う帯状の水ぶくれとされていますが、皮膚症状が出る数日~1週間ほど前からチクチクとした痛みが起こります。神経に隠れていたウイルスが暴れだす過程で痛みが生じ、ウイルスが皮膚まで到達し皮膚症状を起こす頃には痛みが次第に和らぎます。

2.帯状疱疹の特徴

帯状疱疹は神経に潜んだウイルスが原因であることから、身体の左側か右側のどちらかの神経に沿って発症します。体の両側にまたがって症状がでることはほとんど無いことが特徴の一つと言えるでしょう。また、発症部位としては胸、背中、額などの上半身がほとんどだと言われていますが、全身どこにでも発症する可能性はあります。また、通常は1か所のみに発症し、複数の場所で症状が出る場合はほとんどありません。

3.帯状疱疹と間違えやすい症状

帯状疱疹は虫刺されやかぶれ、神経痛と勘違いされやすく、診察を受ける前に患者が自己判断で薬を塗布してしまうことの多い病気です。虫刺されと帯状疱疹の違いには発症場所に規則性があるかないか、表面上の痛みなのか神経から痛むのかなどの違いがありますが、いずれも自己判断は困難です。診察の遅れは治療の遅れにつながります。皮膚に異常を感じたら、早めに一度診察を受けることを心がけましょう。

4.帯状疱疹が治っても残る痛みについて

帯状疱疹の皮膚症状が治った後も、痛みが残る場合があります。3か月以上痛みが残り続ける場合はウイルスが神経に傷をつけたことが疑われ、帯状疱疹後神経痛としんだんされます。帯状疱疹後神経痛を防ぐためには帯状疱疹の早めの治療が大切です。早期診察、早期治療を心がけましょう。

5.帯状疱疹かな?と思ったら…

帯状疱疹は自己判断の難しい病気です。皮膚に異常を感じたら、1日でも早く皮膚科の診断を受けましょう。

いかがでしたか?帯状疱疹の症状を理解して、早期発見に努めましょう。

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