「妊娠したら口内炎ができやすくなった」

こんな話を聞いたことはありませんか?

実は、妊娠初期症状で口内炎ができやすくなるという症状があります。妊娠中は様々な身体の変化やつわりなど、ただでさえ大変です。そして、赤ちゃんの為に栄養面にも気をつけなければならないのに、口内炎が繰り返しできると食事も辛いですよね。では、何故妊娠すると口内炎が出来やすくなるのでしょうか?

女性ホルモンの分泌バランスが犯人

口内炎妊娠初期、女性の身体は赤ちゃんの胎盤の形成のために、大量の女性ホルモンを必要とします。

女性ホルモンが大量に分泌される妊娠初期は、体内のホルモンが崩れてしまいます。その結果、免疫力が下がり、口の中の衛生環境に関わらず口内炎が出来やすくなります。生理中に口内炎ができやすい方がいますが、その場合もホルモンバランスの崩れが原因であると言われています。

普通、口内炎は性別に関わらず口の中の衛生環境やビタミンB群の不足などによる栄養バランスが崩れることにより発症します。しかし、ホルモンバランスが原因の場合の口内炎は口の中を清潔にし、栄養バランスを整えたのにも関わらず改善しない場合があります。とはいえ、栄養バランスを整えることにこしたことはありません。できるだけビタミンなどの必要な栄養素をしっかり取ることに気を配りましょう。

効くはずのケナログが使えない!?

口内炎には市販薬が売られています。特に、ケナログという薬は幅広く使われています。しかし、このケナログはステロイド系の軟膏、いわゆる副腎皮質ホルモン剤が使われているため、妊婦さんは使用することができません

漢方薬を試してみるのも手

妊婦さんは、飲み薬や塗り薬など薬の服用にはかなり気をつけなければなりません。赤ちゃんが胎盤から栄養を補給する歳、薬も一緒に赤ちゃんの体内に取り込まれてしまうからです。風邪薬でも妊婦さんは控える必要があります。

 その結果、妊婦さんが使える口内炎の薬は漢方薬になります。医師に相談して身体に合う漢方薬を処方してもらいましょう。

また、口内炎で病院を受診する場合、必ず医師に妊娠中である旨を伝えてください。いつもの産婦人科に行き相談することもおすすめです。必ず妊娠中であることを医師、薬剤師の方に伝えることは赤ちゃんに影響を与えてしまう強い薬を間違って服用してしまう危険を避けることができます。 妊娠後期になりお腹が大きくなってくると歯磨きやうがいがおっくうになってしまいがちです。上記の通り、口の中の衛生環境の悪化も口内炎の原因となります。口内炎や虫歯予防のためにも、食後に歯磨き、うがいをすることは欠かさないように気をつけなければなりません。

妊娠後期の場合は貧血を疑う

妊娠初期の口内炎の原因は女性ホルモンのバランスが崩れることによるものであると説明しましたが、妊娠後期もまた口内炎が出来やすくなります。

この場合の原因は主に貧血が原因であることが多いようです。栄養の面ではビタミンに加え、鉄分もしっかり補給することを忘れず、休息もしっかりと取ることが口内炎の予防に効果的です。