一体どこからが痛風なの?

痛風はお酒も控えよう 高尿酸血症かどうかの判断は、尿酸値のレベルで判定されます。血清尿酸値が7mg/dlを上回ると高尿酸血症です。血液中の尿酸が増えると、結晶になり関節に溜まります。さらに関節に溜まった尿酸は、炎症を引き起こします。この7mg/dlを超え、尿酸の値がどんどん高くなると痛風の炎症が発症する可能性が非常に高くなります。

また、血清尿酸値が高いとメタボリックシンドロームになる場合もあります。メタボリックシンドロームとは肥満や耐糖能異常、脂質異常症や高血圧症を2つ以上合併することを指します。さらに、メタボリックシンドロームは動脈硬化を促進すると言われています。

血清尿酸値が高く、肥満と診断された方は標準体重に戻す努力をしましょう。過食を避け、健康的な体重を目指しましょう。特に、肥満や高血圧症、脂質異常症に適度な運動は効果的です。

しかし、過度な運動は血清尿酸値を上げてしまいます。自分の体と相談し、適切な分量の運動をしましょう。しかし、急激に減量をすると血清尿酸値が高くなってしまうので、ゆるやかに無理の無い範囲でダイエットを心がけましょう。また、食事はバランスを考えて、偏食を避けましょう。

痛風を予防する食事、加速させる食事

プリン体が多い食品を避ける

魚や肉の内臓には多くのプリン体が含まれています。食べた内臓は、私達の身体の中で尿酸になります。体内の尿酸値が上昇すると、血中に尿酸が溜まってしまうので、プリン体の多い食品はなるべく避けるように普段の食生活を見直しましょう。また、プリン体は魚や肉の内臓だからそれらを避ければ大丈夫、と油断してはいけません。実は、魚や肉のダシにはプリン体が多く含まれています。何故なら、プリン体は水に溶けるからです。鶏がらスープやラーメンのスープは注意しましょう。特に食べるのを避けるべき食品は、鳥、牛、豚のレバーや各種ダシ、白子などです。

しかし、お肉や魚でも、豚バラやロース、牛たんやハム、ウナギなどはプリン体が比較的少ないです。特にプリン体が少ない食べ物としてはご飯、パン、うどん、そば等の炭水化物や果物、野菜、海藻や海苔などは安心して食べれるでしょう。また、お肉や魚では、ちくわや魚肉ソーセージ、ウインナーやコンビーフ等の加工食品等が挙げられます。

水分をしっかりとる

尿酸値を下げる為に、水分をしっかりと取るように心がけましょう。しかし、ジュースなどの糖分を多く含む飲み物はカロリーが高く、肥満の原因になります。水やお茶などカロリーの無い飲み物を飲む習慣をつけてください。

野菜をしっかり食べる

痛風に優しい野菜を摂取しよう

上記の通り、野菜はプリン体が少ないです。また、野菜はアルカリ性食品であり、尿酸はアルカリ性と中性に溶けます。その結果、野菜は尿酸を体外に出す手伝いをしてくれます。野菜は尿酸値を下げることができるのです。

しかし、カロリーが低いからといった理由でキノコを食べ過ぎないようにしてください。野菜にはプリン体は少ないですが、キノコにはプリン体が多く含まれています。また、果物も糖分が多いので食べ過ぎないようにしてください。

お酒はできるだけ飲まないように

お酒はアルコールによって血清尿酸値を上げてしまいます。ビールはプリン体が多いことで有名ですよね。

塩分は控えめに

痛風と高血圧症は合併する可能性が高いです。できるだけ塩分は控えましょう。