フルーツのカロリーを知る

みなさんの持つフルーツのイメージはどのようなものでしょうか。「栄養がある」「酸っぱい」「甘い」「美容に良い」「ダイエット効果がある」…

今回のテーマはです。さらに、それらを用いたダイエットについてもご紹介します。

グレープフルーツ

1個まるごと生で食べると38kcalとることになります。果汁100%のジュースにした場合、1個分およそ40kcalです。

<グレープフルーツダイエット>

朝食時と夕食時にグレープフルーツを1個食べ、その後豆乳をコップ1杯飲みます。物足りなければサラダを食べてもOK。夕食時はお肉や魚を食べても大丈夫だそうです。豆乳が苦手な人は代わりに牛乳や水を飲んでも問題ありません。

グレープフルーツには「ナリンギン」という苦味成分があり、それが満腹感のもとになります。それにより腹もちが良いのです。

また、2つの香り成分もダイエットに影響します。まず1つめは「ヌーカトン」。これは交感神経の働きを促し、脂肪を燃焼する成分「UCP」を作り出します。2つめは「リモネン」。これはヌーカトンとは異なり副交感神経に作用し、精神をリラックスさせる働きを持ちます。これにより交感神経が活発化した際に起こりやすい末梢の血行不良が改善されます。

ところで、グレープフルーツの皮と実の間にある白い部分。あれもダイエットに嬉しい効能があるのをご存知でしたか?あの白いふわふわした部分も食べると、ダイエット中起こりがちな便秘が改善されます。

キウイ

脂肪を分解するはたらきがあるとして、デザート以外にダイエット食品として知られているキウイ。1個生で食べた場合、53kcal。

<キウイダイエット>

キウイを使うダイエットとして、「朝キウイダイエット」が定着しています。朝食時にキウイを食べるというものです。1個から3個ぐらいが目安とされており、キウイ以外の食べ物も一緒に食べても良いそうです。

キウイには脂肪を分解する「プロテアーゼ」という酵素が含まれており、その酵素によって新陳代謝がアップするといわれています。また、身体を温める効果をもつビタミンEが豊富。こういったところからダイエット食品として人気があります。加えてカロリーがバナナより少ないことから、後述の「朝バナナダイエット」より「朝キウイダイエット」を選ぶ人もいます。

パイナップル

可食部100gあたり51kcal。同じ量を果汁100%のジュースにして飲む場合は、41kcalです。

<パイナップルダイエット>
80年代に流行したといわれるパイナップルダイエット。パイナップルを用いたダイエットとして、食事の3時間前にパイナップルを食べ、食事には肉類を食べるという方法があります。

これはパイナップルに含まれる「ブロメリン」というたんぱく質分解酵素に秘密があります。ブロメリンがお肉のたんぱく質を分解し、消化吸収質が高まります。それによって筋肉量が減るのを防ぐことができます。

バナナ

バナナ1本の可食部は86キロカロリーです。ベビーフードの材料などに使われる乾燥バナナの場合、1本分299キロカロリーにおよびます。

<バナナダイエット>

バナナといえば、「朝バナナダイエット」。テレビや雑誌で話題になりました。朝、常温の水とともにバナナを食べます。バナナダイエットのコンセプトは胃腸を休ませることにあります。ジュースやお茶などでなく常温の水を一緒にとることは、胃腸機能の改善や味覚改善につながります。昼食時や夕食時は普段通りの食事をして大丈夫ですが、食べ過ぎは逆効果です。

先述した「朝キウイダイエット」と組み合わせて、気分に合わせてキウイを食べたりバナナを食べたりするのも良いですね。

まとめ

フルーツには美容や健康に良いというイメージがあり、さらに低カロリーであることから上記のような方法でダイエットにも用いられています。食事の置き換えや食前にフルーツを食べるのには、カロリーの低いフルーツでお腹を満たして、他の高カロリーの食べ物を少なめにとどめるというねらいもあります。ダイエット食品に適しているフルーツは上記の他にもあります。例えばイチゴやオレンジやりんご。これらは低カロリーでビタミンCが豊富です

しかしフルーツダイエットを長期間行うことはあまりおすすめできません。肌や消化器官に良い効能をもつものも多いですが、食事をフルーツに置き換えるダイエットを長い期間行うと栄養不足を招く恐れがあります

また、カロリーの高いフルーツもあるのでご注意。例えばドライフルーツ。ヨーグルトやシリアルに加えて楽しむ方も多いと思います。少量食べる分には問題ありませんが、食べ過ぎは禁物。ぶどうの場合、カップ1杯分は約60キロカロリー。乾燥させてレーズンにすると、カップ1杯分は約460キロカロリーに。ドライフルーツは水分が抜けていることによって密度が高いです。さらに砂糖が使われている場合が多いためカロリーが高めなのです。