インフルエンザには予防接種が有効

インフルエンザワクチン冬になるといつもニュースで注意を喚起されるのがインフルエンザです。インフルエンザはインフルエンザウイルスによって引き起こされる感染症です。ただの風邪と間違われることが多いのは、その初期症状がとても似ているためです。インフルエンザにかかると38℃以上の急な発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感などの全身症状が強くあらわれ、あわせて鼻水、咳、のどの痛みなどの症状もみられます。

近年診断技術が進歩したこともあって小さな初期症状でもインフルエンザと正確に診断されるようになってきました。その予防策として代表的なのが、インフルエンザワクチンを接種することです。ワクチン接種を済ませておくことでインフルエンザにかかりにくくなる、そしてかかったとしても軽い症状で済むことがわかっています。

体にインフルエンザの抗体をつくるためにもこれまでワクチン接種を受けたことがないひとは、近くにいる家族と共に受けておくべきでしょう。

ワクチンを打つタイミング

病院や医院では11月頃からインフルエンザワクチンの接種が開始されていますが、一体どのタイミングで打てばいいのでしょうか。ポイントはインフルエンザワクチンが効果を発現するのに要する時間がどのくらいかを知っておくことです。ワクチンの効果発現は個人差もありますが、一般的には接種してから2~3週間ほどといわれています。

これはワクチンを打った後に体の中でウィルスをやっつける働きをもつ抗体という物質が出来るのに上記の期間かかるためです。抗体ができることで次に同じウィルスが入ってきても感染しにくくなるのです。そして持続期間はおよそ5か月程度となっています。

ワクチン接種の回数

摂取する回数については年齢によって異なります。12歳以下は2回接種で65歳以上は1回接種です。しかし、この間の年齢についてははっきりしたデータはないので医療機関に相談するといいでしょう。また、インフルエンザが流行しだすのは年末から年始にかけてです。そのため、効果発現の期間とうつ回数から逆算すると良いでしょう。1回接種であれば12月上旬までに、2回接種であれば1回目を11月中旬にして、2回目を1回目の後1~4週後にうつという具合になります。

まとめ

予防接種は、タイミングや回数、また打つ人の年齢によっても効果が様々であることがわかります。ご自分の身体、また流行の時期を考慮して適切な回数、タイミングで打つようにしましょう。

インフルエンザには予防接種が有効ですが、感染拡大を防ぐためには予防接種だけでなく、マスクの着用、手洗いうがいの励行、バランスのよい栄養と睡眠をとることが非常に重要です。また、インフルエンザにはA型、B型C型がありますが、それらに当てはまらない新型インフルエンザというものが近年流行りだしました。新型インフルエンザの場合は発熱が治まってもしばらくは、40%の割合でウイルスが体内に残っていることが研究でわかっています。油断せずに治療開始から最低5日間は、自宅療養がよいとされています。