頭痛は心のサイン

うつ病が原因で頭痛が慢性化する場合があります。

軽い頭痛なら様々な原因で引き起こされるさほど珍しいとはいえない症状のため誰でも一度は頭痛に悩まされた経験はあると思います。
しかし頭痛は慢性化してしまうと実生活に支障をきたしてしまうくらい深刻な症状になってしまう場合も多いのです。

頭痛には大きく分けて機能性頭痛と症候性頭痛の二種類に分類されます。

  • 脳や身体に異常をきたして引き起こされるのが症候性頭痛です。
    主な原因にくも膜下出血や脳腫瘍などがあり、重症に陥る可能性があるのですぐに診察を受ける必要があるでしょう。
  • 機能性頭痛は脳や身体には特に異常が無いのに繰り返す起こる頭痛を指します。緊張やストレスによって引き起こされる場合が多いのが特徴です。

うつ病によって引き起こされる頭痛は後者の機能性頭痛に分類されます。
上記で述べたように機能性頭痛は緊張やストレスが主な原因となって引き起こされる頭痛です。
普段の生活で大きな悩みを抱えていたりして常にストレスを感じ続けているとうつ病に罹ってしまい、それが頭痛というサインで現れる事があります。


うつ病による機能性頭痛は症候性頭痛と違って脳や身体に特に異常があるわけでは無いために診察を受けても見落としてしまう可能性が高い疾患です。
なんとなく気分が落ち込んで気持ちが晴れないのも頭痛が原因だからと自分で片付けてしまい治療が遅れてしまうケースは非常に多いそうです。

なぜうつ病が頭痛を引き起こすのでしょうか?

大きな理由の一つとして挙げられるのは、人は精神的に弱って不安定な状況だと普段よりも痛みに敏感になってしまう事です。
そのため健康な状態ならほとんど苦にならない痛みもうつ病によって精神が弱ってしまってる状態だと痛みをとても敏感に感じ取ってしまうのです。

うつ病は立派な病気の一種です。気分の問題だからと軽く考える人も多いそうですが、きちんとした治療を行わないと完治は難しい難病といえます。

もし自覚症状があるのであれば一日も早く診察を受けて治療を行う必要があるのです。

うつ病のサインとなる頭痛は朝起きた時に感じる事がもっとも多いのです。
イギリスやドイツの医療チームが行った調査によると、朝寝起きに慢性的な頭痛を感じる人のおよそ30%がうつ病だったそうです。
もしそのような自覚症状があるのであれば一度診察を受けてみてはいかがでしょうか。