寒くなってくると、冷えによって様々な痛みが出てきますね。腰痛持ちのかたには注意が必要な季節になってきました。
ドイツ語では「魔女の一撃」と言われるように、それまで元気だったのに一瞬にして激痛が襲ってきて動けなくなってしまうのが「ぎっくり腰」です。
実は、「ぎっくり腰」と言うのは実は俗称で、医学的には「突発性腰痛症」と言います。

「突発性」と言う名の通り、重いものを腰に気を付けずに持ち上げた時や、顔を洗う時に中腰になった時などふとした瞬間に突然起こってしまうことが多いですが、なぜこのようになってしまうのでしょうか。
原因として、体が十分にほぐれていない状態、ウォーミングアップができていない状態で、腰に負担がかかるような動作をすることが考えられます。

ぎっくり腰のメカニズムは大きく2つ。

ぎっくり腰になるメカニズムは大きくわけて2つ考えられます。

まず一つ目は、腰椎周辺の関節包や靭帯、椎間板、筋肉などに損傷や捻挫がおこった時になるケース。
年齢を重ねるにつれて、腰部の靭帯や筋力がだんだんと低下してきてしまいます。
その結果、腰椎を支えている力も弱くなってきます。
そうなってきますと、ちょっとした動作で腰を軽く捻ったり曲げたりしただけで腰椎付近の組織に、小さな損傷ができることがあります。
その結果「ぎっくり腰」と呼ばれる症状が出てきてしまうのです。

ぎっくり腰は通常一週間程度で回復します。ただ、無理をして痛いのに会社に出勤するためなどで動きまわってしまいますと、回復が遅れることがありますので
注意が必要です。
「急がば回れ」と言う言葉がありますが、なってしまったら慌ててしまうとは思いますが、一度冷静になって、できるだけ安静にして過ごすことが望ましいでしょう。

もう一つは、その人にもともと、骨粗しょう症などの病気があったため、骨自体が弱くなっているケースです。椎間板ヘルニアになっていることも考えられますね。
このような場合は一週間程度安静にしていても痛みがなかなか引いてきませんので普通のぎっくり腰と区別ができます。
このような時には、病院でお医者様に診察をしてもらうことが望ましいでしょう。

ぎっくり腰の治し方と予防法

ぎっくり腰一度ぎっくり腰になると癖になってしまうことが良くあります。
直し方と言えば、ぎっくり腰の場合は、安静にしておくのが一番なのですが、治ってからも安静にしすぎるのは良くありません。
ついつい、また痛くなったらと思いためらってしまいがちですが、再発をしっかりと予防するためにも、腹筋や背筋を強化するようなストレッチや運動をするように心がけると良いでしょう。